『4人の作曲家によるプレゼンテーションおよびディスカッション』(「Path」との共同企画)の概要

Buncademy特別企画「演奏解釈と作曲との関係をめぐって」の最終回:『4人の作曲家によるプレゼンテーションおよびディスカッション』(「Path」との共同企画)の開催が一週間後に近づいてまいりました。企画の星谷丈生氏より、出演者のプレゼンテーション概要およびプロフィールをいただきましたので、お知らせいたします。


昨秋から続けておりましたBuncademyの特別企画「演奏解釈と作曲との関係をめぐって」も最終回となりました。最終回では私も所属するグループ「Path」との共同企画として、4人の作曲家が「作曲側からの視点」として自作品の演奏について語ります。

星谷の方からは今回のお題として、「自作品の演奏で最も良かった演奏を1つ取り上げ、その演奏についてお話ください。」という依頼をしています。4氏のレクチャーの概要は以下の通りですのでよろしくお願い致します。

またディスカッションでは、4氏のレクチャーで提示されたテーマに加え、現代音楽の上演に関する様々な問題(リハーサル環境や上演形態)についても皆さんと意見を共有したいと考えております。

(以下、五十音順、敬称略)

木下正道

「解釈とはなにか」ということに焦点を当てて、最近私が関心がある事々、例えばブルックナーなどを例に曲の特定の部分だけをいろいろ集めて聴くやり方や、歴史的なクラシック演奏家と作曲家の間のエピソード、自作演奏における松平敬さんの解釈方法、などなどを紹介したりします。その中で五線記譜法が本当にある種の普遍性を獲得しているのか、書く行為と演奏行為の間に横たわる不可視の領域について、話を持って行こうかと思っています。

徳永崇

「良い演奏」について、演奏会のライブ録音とCDの音源で自作品を聴き比べながら解説したいと思います。

星谷丈生

これまでの自作品の上演について振り返りながら、作曲家と演奏家の「橋渡 し」としての楽譜がどのような役割を持ち得るのかについて、考察したいと思います。また演奏家との共同作業の在り方について、近年の現代音楽を取り巻くリ ハーサルの環境なども踏まえながらお話したいと思います。2016年4月に出版予定の新作についてのお話もしたいと思います。

渡辺俊哉

楽譜から読み取れるものと、読み取れないものについて、自作品と既成曲を取り上げながら、考察していきたいと思います。


<作曲家プロフィール>

木下 正道 (きのした  まさみち)

kinoshita

1969年2月4日福井県大野市生まれ。吹奏楽とハードロックの経験の後、東京学芸大学で音楽を学ぶ。武満徹作曲賞などに入選。作曲、演奏会の企画、電気機器による即興演奏、の三つの柱で活動を展開する。ブルックナーを愛好する武闘派である。


徳永  崇(とくなが  たかし)

tokunaga

1973 年広島生まれ。広島大学大学院教育学研究科修了の後、東京藝術大学音楽学部別科作曲専修修了。ISCM World Music Days入選(2002/香港、2014/ヴロツワフ)。武生作曲賞受賞(2005)。在籍する作曲家グループ「クロノイ・プロトイ」の第5回作品展が、 サントリー芸術財団第9回「佐治敬三賞」受賞(2009年度)。近年は日本文化の古層にあるハイブリシティを創作に援用している。広島大学大学院教育学研 究科准教授


星谷 丈生(ほしや たけお)

hoshiya

1979年 生まれ。チェリストの多井智紀とともに、企画団体「時の形プロジェクト」を立ち上げ様々な演奏会を行う。また2015年より「Office-Deku」 (菊地秀夫氏主催)に参加。Ensemble Contemporaryαメンバー。現在、福井大学教育地域科学部准教授。時の形プロジェクトHP http://tokinokatachi.com/index.html


渡辺 俊哉(わたなべ としや)

watanabe-toshiya

東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。同大学大学院修士課程作曲専攻修了。1999年度武満徹作曲賞第3位入賞(審査員:ルチアーノ・ベリオ)。第24回入野賞佳作(室内楽)。「クロノイ・プロトイ第5回作品展〜弦楽四重奏の可能性」(渡辺俊哉プロデュース)において、第9回佐治敬三賞受賞(サントリー芸術財団)など。音と音の関係性から生まれる陰影や微妙な差異を聴きだし、空間的、遠近的な音の状態を作り出すことに関心がある。現在、国立音楽大学准教授、東京藝術大学講師

 



 

【日 時】2016年2月13日(土)14:00~16:00  (開場:13:30)
【会 場】 BUNCADEMY
【参加費】1,000円(学生券なし)

【ご予約/お問合せ】info@buncademy.co.jp
(*メッセージやコメント欄からもご予約可能です。)

◎ 開催に関する詳細は以下をご覧ください。
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◇2月13日イベント開催情報◇

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