【ご案内】現代音楽鑑賞講座:第2回講座の概要

第3期現代音楽鑑賞講座の第2回目の講座の開催まであと一週間となりました。告知した通り、第2回では、作曲家の木下正道氏が自作について語ります。発表者の木下氏より、当日講座の概要をいただきましたので、以下ご案内いたします。

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昨年初演された2つの曲:
 「灰の上の眠り VIII」リコーダーと弦楽四重奏のための
 「石をつむ IV」笙と箏と箏歌のための
を聴いていただき、いくつかの点からお話したいと思います。

  • ◯ ここ数年の曲で使用し続けている作曲技法の概観
    ◯ 言葉に音楽をつけるということ
    ◯「特殊」から「一般」の再定義について
    ◯ いくつかのオモロ話
    ◯ 質疑応答

湯浅譲二さんは自らの音楽について「音響エネルギーの時間的推移」と定義されました。私は逆に、自分の音楽を「時間的分節の音響的枠付け」と考えています。そういう考えに至った経緯、そこから導き出されるいくつかの作曲技法について、まずお話します。

そして昨年初演された「石をつむ IV」を例にして、言葉を音化することについての私なりの考えを披露いたします。

また私自身は殆ど「特殊奏法」や「(特殊な)音色」に興味がありません。その理由をお話したいと思います。

話の締めくくりとして、今まで様々な音楽家との出会いを通じて得たいくつかの「オモロ話」を披露して、自分の音楽観を素描したいと考えています。以上を踏まえ「熱い」質疑応答がなされれば幸いです。 どうかよろしくお願い致します。  
(木下正道)

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◆  発表者プロフィール:木下正道 (きのした まさみち)

1969年、福井県大野市生まれ。吹奏楽とハードロックの経験の後、東京学芸大学で音楽を学ぶ。大学入学後はフリージャズや集団即興、お笑いバンド活動な ども行った。2001年度武満徹作曲賞選外佳作(審査員=オリバー・ナッセン)、平成14年度文化庁舞台芸術創作奨励賞、2003年日本現代音楽協会新人賞、などに入選。

現在は、様々な団体や個人からの委嘱や共同企画による作曲、優れた演奏家の協力のもとでの先鋭的な演奏会の企画、通常とは異なる方法で使用する電気機器に よる即興演奏、の三つの柱で活動を展開する。 作曲においては、厳密に管理された時間構造の中で、圧迫されるような沈黙の中に奏者の微細な身体性が滲み出すような空間を作ることを目指す。

演奏会企画に おいては、演奏家との周密な打ち合せのもと、先鋭かつ豊かな音楽の様相を感じ取れるような音楽会を開催する。また電気機器即興は、多井智紀や池田拓実と 「電力音楽」を名乗り、その他様々な演者とも交流し、瞬間の音響の移ろいを聴き出すことに集中する。

2015年度は、現代音楽セミナー「秋吉台の夏」招待作曲家、武生国際音楽祭・新しい地平ディレクター、日伊作曲コンクール審査員なども手がけた。


【日  時】2016年2月14日(日) 15:00~16:40
【会  場】BUNCADEMY
【受講料】一般2,000円(学生1,500円)

【ご予約/お問い合わせ】info@buncademy.co.jp
(メッセージやコメント欄からもご予約可能です。)

☆彡皆様のご参加を心よりお待ちしております♪


※ 木下氏は、Buncademyでその前日(13日)に行われる、別のイベント(『演奏解釈と作曲の関係をめぐって』最終回)にも作曲家グループPathのメンバーとして出演します。その詳細は以下からご覧いただけます。
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★4人の作曲家によるプレゼンテーションおよびディスカッション★

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