【告知】「映画の音楽・音響研究― その方法と実践」第4回(講師:白井史人)

今年8月から4回シリーズ講座として開催してまいりました、白井史人氏による映画音楽の講座が11月26日(土)に最終回を迎えます。

映画音楽において卓越した業績を上げ続けている白井さんは、若手ながらその実力は高く評価されている優秀な人材です。

彼の講義は高いレベルの専門的な知識をベースにしながらも、聴衆を配慮する、そのわかりやすく、丁寧なお話はいつも大好評です。

最終回である第4回では、「無声映画の音をいかに聴くか―― 日本とドイツにおける無声映画期の音楽」という最終回にふさわしい非常に興味深いテーマで、レクチャーしていただきます。

本連続講座の総括でもある最終回講座をお見逃しなくぜひお越しくださいませ。本連続講座は、それぞれ独立したテーマで行われていますので、前回に参加されなかった方々もお気楽にご参加できます。皆様にお目にかかれることを心よりお待ち申し上げております。

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日時】11月26日(土)14:00開演 (開場:13:30)
第4回:「無声映画の音をいかに聴くか―― 日本とドイツにおける無声映画期の音楽」

【会 場】  BUNCADEMY
【受講料】各講座: 一般 2,000円/学生 1,500円

【ご予約・お問い合わせ】 info@buncademy.co.jp
(*コメント欄からもご予約可能です。)

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【講座の概要】 「映画の音楽・音響研究―― その方法と実践」

現在、デジタル技術の進展などで映画の製作や上映のあり方は 変化を続けており、作品を鑑賞する場や視聴形態も多様化しています。そんななか、映像とともにある音楽・音響表現はどのような意義や可能性を持っているの でしょうか。本講座は、映画の音楽・音響に関する学術的研究の進展を踏まえて様々な分析手法を学び、作品を受講者の皆さんが自身で読み解いていくヒントを 得ることを目的としています。

第1回は英語圏を中心とした研究史をたどり、映画のなかのさまざまな音 楽・音響を分析する手法や視点を紹介します。第2回は「古典的ハリウッド映画」という映画研究における重要な分析用語を確認し、音楽・音響が映画の語りを 支えるパターンや、その定型から逸脱する表現のあり方を検討します。第3回は新たな映画表現が模索された第2次大戦後のヨーロッパや日本の作品を取り上 げ、音楽・音響が果たした役割を考察します。第4回は無声映画期に時代を遡り、映像と音響が同期する以前の映画と音楽との関係や映画館における音楽のあり方を、日独における復元の事例を通して比較・検討します。

4回の講座を通じて映画の音楽・音響の研究史を広くカバーしていますが、講座ごとに独立したトピックを扱いますので、一回ずつの受講も歓迎します。(白井史人 記)

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【講師プロフィール】白井史人/Fumito SHIRAI

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1985 年、新潟県新潟市生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期退学。現在、早稲田大学演劇博物館演劇映像学連携研究拠点・研究助手、 東京医科歯科大学教養部非常勤講師、放送大学文京学習センター非常勤講師として研究に従事し、シェーンベルク、ハンス・アイスラーらと映画との関連を扱う 博士論文を執筆している。日本学術振興会特別研究員(DC2)、ドイツ学術交流会長期奨学生(ベルリン・フンボルト大学音楽学部)、公益財団法人花王芸 術・科学財団「音楽の研究」助成を経て現職。専門は無声映画期から現在にいたる日独の映画の音楽、音楽学、表象文化論。共著『貴志康一と音楽の近代』(梶 野絵奈、長木誠司、ヘルマン・ゴチェフスキ編)のほか、展覧会、シンポジウム、上映・演奏イベントなどの共同企画を多く手がける。日本音楽学会、表象文化 論学会、日本独文学会、日本アルバン・ベルク協会会員。

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第1回:8月27日(土)14:00開演(開催終了)
映画の音楽・音響をいかに語るか―― 映像音楽研究の理論と歴史

第2回:9月17日(土)14:00開演 (開催終了)
古典的ハリウッド映画」の音楽とその逸脱

第3回:10月29日(土)14:00開演 (開催終了)
戦後映画の音楽の展開

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*本投稿の掲載写真は、Buncademyで今年7月2日に行われた、若手研究者による音楽学講座:第5回[白井史人]『映画の音楽と12音技法――シェーンベルク《映画の一場面のための伴奏音楽》から後続世代へ』での様子です。

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