第4期現代音楽鑑賞講座:第6回(津田宗明)の概要

【ご案内】 Buncademyの現代音楽鑑賞講座の偶数回では、近藤譲氏の臨席の下で、参加者による発表が行われます。9月4日開催の第6回は、 作曲家ピアニストの津田宗明氏による自作についてのプレゼンテーションが予定されています。津田氏より、発表の概要をいただきましたので、以下、お知らせ致します。

【発表概要】

このプレゼンテーションで試みたい事は勿論私の過去・現在の作品を聴いていただき、これらの作品の創作過程での思考をお話しする事ですが、対極的なものが行き交う事がテーマとなると思います。
対極的なものとは、西洋/東洋、キリスト教/仏教、芸術的なもの/世俗的なものなどですが、具体的に

・弦楽四重奏曲『エルミタージュ・オープン』(2001)より
・ユートピアドライヴ3『墜落の夜』(2002)
・『吉祥天礼賛』(2012)より
・無伴奏ヴァイオリンの為の『灘海/無ノ為ノ静寂ノ為ノ光』(2015)より
・『真昼の夢の綻び』(2016)(電子ピアノ実演)

について創作過程での思考についてお話しし、12年の時を隔てた5作品に横たわる「転回」(差異もしくは断絶)についてお話ししたいと思います。また、近藤譲先生をはじめ、参加者の方々よりアドバイス等をいただけると有難いです。 (津田宗明 記)


【日時】2016年9月4日(日)15:00~16:40

【会場】Buncademy
【受講料】一般2,000円/学生1,500円

【ご予約/お問合せ】 info@buncademy.co.jp
(*コメント欄からもご予約承っております。)

津田

【発表者プロフィール】

津田宗明/Muneaki TSUDA

1981年アメリカ出身。東京音楽大学にて作曲を伊左治直に師事。大学時代は尺八や仏教に傾倒する。2004年卒業後、作曲、ピアノ、企画など活動を行う。『思想時代』主宰。現代思想を探究している。

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New!【告知】第4期現代音楽鑑賞講座:第6回の発表者[津田宗明]

近藤譲による現代音楽鑑賞講座の偶数回では、近藤譲氏の臨席の下で、参加者の発表が行われます。9月4日開催の第6回では、作曲家の津田宗明氏による、自作についてのプレゼンテーションが行われる予定です。音楽のみのあらず、哲学や思想関係の分野にも深い関心と知識を持っている津田さんは、2011年から『思想時代』という演奏会企画を主宰するなど、音楽を巡ってユニークな活動を展開している興味深い作曲家です。

【発表者プロフィール】津田宗明/Muneaki TSUDA

1981年アメリカ出身。東京音楽大学にて作曲を伊左治直に師事。大学時代は尺八や仏教に傾倒する。2004年卒業後、作曲、ピアノ、企画など活動を行う。『思想時代』主宰。現代思想を探究している。

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【日時】2016年9月4日(日)15:00~16:40
【会場】Buncademy
【受講料】一般2,000円/学生1,500円
【ご予約/お問合せ】 info@buncademy.co.jp
(*メッセージやコメント欄からもご予約承っております。)

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★彡皆様のご参加をを心よりお待ちしております。

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【ご報告と御礼Ⅲ】第4期現代音楽鑑賞講座第4回[東俊介]

全7回シリーズで開催している第4期現代音楽鑑賞講座が第4回まで無事に終了し、後半を迎えます。先日に続き、本投稿では、第4回での模様を簡略に報告します。

7月31日に開催した第4回では、作曲家の東俊介さんによる、自作についてのプレゼンテーションが行われました。個性的な音楽世界を構築している東さんは、ドイツでの研鑽を経て、昨年末から拠点を日本に移し創作活動を展開している、注目すべき優れた作曲家です。

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当日のプレゼンテーションは、終始能動的で熱のこもった議論を呼び起こし、とても刺激的で意義深いものとなりました。発表の冒頭で彼自身がインタラクティブな展開形式を参加者に求めたこともあるでしょうが、発表で紹介されたそれぞれの曲の背景や構成プラン、作曲方法と曲への用い方、さらに実演から学んだ考察までの説明がきちんと整理されており、また、あずまさんの音楽思想の伝達も非常に明確であったことが参加者の自発的・積極的な参与に繋がったと思います。彼特有のウィットに富んだお話も発表の一つの魅力。

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<概要>

◎ 二つの作品を通して、最近までの作品全てにおける作曲の方法の共通点について
– 図形から、全体の構成とテーマの進行表を作った作品
・ 参考曲: Mondsichel-Tanz!(モントズィッヒェル-タンツ!) for Flute, Clarinet, Violin,
Violoncello and Piano (2009)
– 図形から、テーマの代わりに小さな音型/モチーフの進行表を作り作曲した作品
・参考曲: In fünfeckigen Räumen(五角形の部屋にて)for Accordion and Piano (2010)

◎ Tetracyclin(テトラサイクリン) for 3 Slidewhistle, Violin, Guitar, Accordion, Contrabass, Percussion and Sampler/Synthesizer (2011)
– 簡単な物語を考え、それに沿うようにそれぞれの楽器にキャラクターを与えた、
標題音楽的な作品

◎ Remain for Accordion (2014)
– タイトルであるRemain(後に残る、存続、残存、とどまる等) の言葉の意味を
コンセプトとして作曲した作品

◎ „Speed” for Violin, 2 Percussion and Sampler/Footpedal (2014)
-トランプのゲーム『スピード』の中で起こる人の動きと、ゲームのルールから発想を得た作品

[東俊介 記]


10綿密に構築された彼のいくつかの構成プランについて、「そのような構成を聴者は知る必要があるのか?」との客席からの質問に対し、「全く必要ない、事前情報や先入観なしで音楽だけを聞いてほしい、プランは僕のためのもの」と答える東さんのお話は印象的でした。どんなに素晴らしいコンセプトもシステムも実際の音の響きより優位に立つことはできないわけですから、彼が周辺のあらゆる物事や出来事から着想を得て構築したユニークな構成は、響きの質を見出すための探究から生まれた、必然的な結果物なのかもしれません。

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素晴らしい音楽と発表を聞かせていただいて東さんに心より厚く御礼申し上げます。また鋭い質問とコメントをくださった近藤譲先生、活発な質疑で発表を一層盛り上げていただきました参加者の皆様に深く感謝いたします。

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【現音鑑:ご報告と御礼Ⅱ】第4期現代音楽鑑賞講座:第2回[ダリル・ゼミソン]

近藤譲による第4期現代音楽鑑賞講座:第2回について

Buncademyの現代音楽鑑賞講座の偶数回では、近藤譲氏の臨席の下で、参加者の発表が行われます。第2回(2016/07/03)では、カナダ出身の作曲家で、日本を拠点に国際的な作曲・音楽活動を展開している、ダリル・ゼミソンさん(Daryl Jamison)による自作についてもプレゼンテーションが行われました。

「日本と私―音楽と断想」というテーマで、ゼミソンさんがこの10年間日本で学んできた日本の文化が彼の音楽にどのような影響を与えたのかについてお話していただきました。また、その時期に作曲した彼の音楽を鑑賞し、それぞれの作品のご説明と日本文化との関わりについてレクチャーしていただきました。プレゼンテーションは終始日本語で行われ、プレゼンテーションと参加者に対する彼の丁寧な姿勢が覗えました。

発表者のゼミソンさんに深く感謝いたします。またご臨席いただいた近藤譲先生、参加者の皆様に心より感謝申し上げます。
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当日鑑賞した作品と、作品の背景になるそれぞれのテーマは以下の通りです。

◎ イントロダクションで聴かせていただいた作品は、
“Songs of Love in Wintertime” [冬枯れの愛の歌](2003年作)
[High Voice, pf  歌詞:ゼミソン・ダリル(英語)]

来日前の作品ですが、彼がイギリスのヨーク大学に留学した時のお話や近藤先生との出会い(ヨーク大学の出版部で近藤先生の楽譜が出版されている)から日本留学に至るまでのお話がお伺いできました。

◎「精神性」について
《古代女神に扮した私》”Myself in the Disguise of an Ancient Goddess”(2008年作)
[十三絃箏 (+声)  歌詞:高椅睦郎]

◎ お能と序破急
《小雄鹿》”plaintive belling” (2013年作)[十三絃箏]
02◎ 自然
《松虫》”Matsumushi”(2014年作)ーソプラノのためのモノオペラ
[ソプラノ、イングリッシュホルン(オーボエ)、ピアノ、チェロ]
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◎ 国家と伝統
《借景》[shakkei] 2015年作)[十七絃箏、ギター]
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伝統と文化を知ることの重要性を何回も語ったダリルさん。創作においても同様で、伝統に無知な作曲家の作品はその価値が減少すると。保守的に聞こえるかもしれないが、むしろ逆で、伝統を知らなければ革新的な作品を作ることができない、新しい楽器を使って作曲をするとき、その楽器の伝統をよく研究すべきであるのと同様。文化は国際的なもので、伝統芸能ををしっかり学んで実践できるのが大事、国籍や人種などは関係ない。日本人でも敬意を払わずに伝統芸能を扱ってはいけないというお話が印象的でした。
彼の日本文化への尊重心と敬愛が強く伝わってきた有意義な時間でした。

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【現音鑑:ご報告と御礼Ⅰ】第4期現代音楽鑑賞講座第1回と第3回

全7回シリーズで開催している近藤譲による第4期現代音楽鑑賞講座が第4回まで無事に終了し、後半を迎えます。これまで行われた第1回から第4回までの講座について簡略な報告をしたいと思います。

まず、第1回と第3回について。現代音楽鑑賞講座の奇数回では、講師の近藤譲先生が 現代音楽の様々な論点の中から毎回一つを取り上げ、具体的な音楽作品を聴くことからその問題について語ります。講師の近藤先生、ご参加いただだいた皆様方に厚く御礼申し上げます。

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第1回:2016/06/12 (講師:近藤譲)

第1回では、1960年代末に流行った集団即興団体の音楽を通して「即興」と「作曲」ということについて、「ニュー・フォニク・アート」New Phonic Artの演奏を中心にレクチャーしていただきました。

前衛音楽の最後の時期とされる、1960年代末の即興音楽は、全く新しいことを求めた即興という面が非常に強かったという特徴があります。このような特徴の即興演奏が当時流行った背景には、書き記して音楽を書くことへの探究の行き詰まりがありました。例えば、当時はセリー音楽の探究は既に使い古されてしまっていて、そのような背景から書けないような音、楽譜に書き示せない音で音楽を作ろうとする動きが出てきました。

また、単に書き記せない音だけではなく、書き記すことによって生命を失ってしまいそうな瞬間性や身体性、あるいは演奏家同士でのその場その場での関係性というようなものには探究の余地がまだ残されているのではないかという考えを多くの人々が持っていたのが、もう一つの重要な動機でした。

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第1回講座で鑑賞した集団即興団体または作曲家の音楽作品は以下の通りです。

1.「New Phonic Art」(1969年録音)
リーダー: ヴィンコ・グロボカール Vinko Globokar (1934-)

2.「AMM」(1968年6月12日録音)
リーダー:コーニリアス・カーデュー Cornelius Cardew (1936-81)

3. 「ムジカ・エレットロニカ・ヴィヴァ」(Musica Elettronica Viva; MEV)(1968年録音)
リーダー:フレデリック・ジェフスキ(1938-)

4. カールハインツ・シュトックハウゼン Karlheinz Stockhausen (1928-2007)
《プロツェッシオン》Prozession (1967)

5. 「タージ・マハール旅行団」 (1974年8月19日録音)
リーダー: 小杉武久 (1938-)
(*1960年代末の曲ではないが、当時の前衛音楽の集団即興的な音楽の影響を強く受けた作品として紹介されました。)

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第3回:2016/07/17 (講師:近藤譲)

20世紀後半の第2次第世界大戦以後の音楽の中で、古典的な位置にある、非常に影響力の大きかったピエール・ブーレーズPierre Boulez (1925-2016) のセリーアンテグラル作品、《構造 I》Structures I (1952)を中心に、システム的な作曲技法による音楽の美学について、または作曲における内在的なものと外在的なものについて考察を深めました。

当日全体または部分聴取をした音楽作品は以下の通りです。

1.ピエール・ブーレーズ Pierre Boulez (1925-2016)
《構造》第1巻Structures, premier livre (1951-52) 
[2台のピアノ]

2.ジョン・ケージ John Cage (1912-92)《易の音楽》Music of Changes (1951) [ピアノ独奏]

3.ヤニス・クセナキス Iannis Xenakis (1922-2001)《アクラータ》Akrata (1964-65)
[16管楽器:ピッコロ、オーボエ、3クラリネット(Eb, Bb, contrabass) 、3バスーン(内2 contrabassoons)、2ホルン、3トランペット、2トロンボーン、チューバ]

4.ルイジ・ダッラピッコラ Luigi Dallapiccola (1904-75)《アルケウスの6つの歌》Sex carmina Alcaei (1943)
[ソプラノと11楽器(フルート、オーボエ、クラリネット、バスーン、ホルン、トランペット、ハープ、ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)]

非常にシステマティックな曲を作った場合、自分にとって外在的なもの、つもり自分の想像力では及ばないものが生まれてくる可能性があり、それによって異なる種類の音楽が生まれる可能性もあるとのこと。それでは、「外在的な音楽を作るためには、必ず外からのルールを使わないといけないのか?」それは、オープンクエスチョンだと仰る近藤先生。作曲家にとって非常に面白い問題、考えるべき問いを最後の課題として与えられました。

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◎明日は、第2回と第4回講座について、それぞれご報告いたします。

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『作曲家 渡辺裕紀子 講演会』(8/21)チラシ

8月21日開催の『作曲家 渡辺裕紀子 講演会』のチラシを追加いたしました。

☆ 本投稿に画像として表示されているチラシはJpeg形式のイメージファイルです。より鮮明なPDF形式のチラシが、以下のリンク先からご閲覧/ダウンロードできます。
↓↓↓

『作曲家 渡辺裕紀子 講演会』チラシ

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New!【告知】「映画の音楽・音響研究―― その方法と実践」(講師:白井史人)

このたびBuncademyでは映画音楽に関するシリーズ講座を新しく企画いたしました。本企画では、映画音楽について、映画音楽の研究者と映画音楽クリエータの両方の立場からお話をいただくことによって、それぞれ異なる視点からの映画音楽へのアプローチが可能になります。

まずこの企画の最初の章は、研究者の立場からレクチャーしていただきます。 講師は、映画音楽の研究者で、Buncademyで先月開催した「若手研究者による音楽学講座:第5回」を、大好評のうちに終えた映画音楽の優れた知性、白井史人さんが担当してくださいます。4回に渡るシリーズ講座の日程とテーマは以下通りです。

 「映画の音楽・音響研究―― その方法と実践」

第1回: 8月27日(土)14:00開演 (開場:13:30)
映画の音楽・音響をいかに語るか―― 映像音楽研究の理論と歴史

第2回: 9月17日(土)14:00開演 (開場:13:30)
「古典的ハリウッド映画」の音楽とその逸脱

第3回: 10月29日(土)14:00開演 (開場:13:30)
戦後映画の音楽の展開

第4回: 11月26日(土)14:00開演 (開場:13:30)
無声映画の音をいかに聴くか―― 日本とドイツにおける無声映画期の音楽


★複数回の受講には割引がありますのでご参考ください。また興味のある回だけのご参加も可能です。

【会 場】  BUNCADEMY
【受講料】
各講座:  一般 2,000円/学生 1,500円
2回通し券  :  一般 3,500円/学生 2,800円
4回通し券(全講座受講) :  一般 6,500円/学生 5,500円

【ご予約・お問い合わせ】 info@buncademy.co.jp


【講師プロフィール】白井史人/Fumito SHIRAI

1985年、新潟県新潟市生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期退学。現在、早稲田大学演劇博物館演劇映像学連携研究拠点・研究助手、東京医科歯科大学教養部非常勤講師、放送大学文京学習センター非常勤講師として研究に従事し、シェーンベルク、ハンス・アイスラーらと映画との関連を扱う博士論文を執筆している。日本学術振興会特別研究員(DC2)、ドイツ学術交流会長期奨学生(ベルリン・フンボルト大学音楽学部)、公益財団法人花王芸術・科学財団「音楽の研究」助成を経て現職。専門は無声映画期から現在にいたる日独の映画の音楽、音楽学、表象文化論。共著『貴志康一と音楽の近代』(梶野絵奈、長木誠司、ヘルマン・ゴチェフスキ編)のほか、展覧会、シンポジウム、上映・演奏イベントなどの共同企画を多く手がける。日本音楽学会、表象文化論学会、日本独文学会、日本アルバン・ベルク協会会員。


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New!【告知】近藤譲による第4期現代音楽鑑賞講座:第5回目のテーマ

近藤譲による第4期現代音楽鑑賞講座:第5回目のテーマが下記のように決まりましたので、お知らせいたします。
 

「カールハインツ・シュトックハウゼンKarlheinz Stockhausen (1928-2007) の《マントラ》Mantra (1970)を聴いて、そこから、「自然界の秩序を映す音楽構造」の伝統(或いは、「音楽のコスモロジー」)について考えてみようと思います。」

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【日 時】2016年8月14日(日)15:00~16:40
【講師】近藤譲
【会場】Buncademy
【受講料】一般2,000円/学生1,500円
【ご予約/お問合せ】 info@buncademy.co.jp
(*コメント欄からもご予約可能です。)
 
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★皆様のご参加を心よりお待ちしております~♪
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【ご注目】第4期現代音楽鑑賞講座:第4回(東俊介)

近藤譲による第4期現代音楽鑑賞講座:第4回の開催が来る日曜日に近づいてまいりました。7月31日(日)15:00から行われる第4回では、作曲家の東俊介氏が発表者として登壇し、自作についてお話します。

 楽音のみならず、音の鳴るあるゆる対象から音素材を見出している東氏は、そのため、物事を多方面から観察し、様々な試みや実験を着実に重ねることによって、彼独自の技法および音世界を構築しています。
注目すべきこれまでの業績に加え、今後の活躍がさらに楽しみの、優れた若手作曲家が自作について語ります。この意義深い機会をお見逃しなくぜひご参加ください。皆様のご関心とお越しを心よりお待ち申し上げております。

【日時】2016年7月31日(日)15:00~16:40
【会場】Buncademy

【受講料】一般2,000円/学生1,500円
【ご予約/お問合せ】 info@buncademy.co.jp
(*コメント欄からもご予約承っております。)


【発表概要】

まずはここ数年で書いた曲の中からいくつか取り上げ、その全てに共通する曲の仕組みを、作曲のスケッチ等と共にお話します。その上で、それぞれ異なった事柄からインスピレーションを得て作曲した曲を紹介したいと思います。
 
・ 物語から着想を得た標題音楽的な作品
・ 人/物の、動作/所作から着想を得た作品
・ 言葉の意味を表現する事を目指した作品
 
そして最終的にはこれらを通じて、表現しようと努めたテーマやコンセプト、及びインスピレーションが音楽の中でどんな役割を果たし、またどの程度まで影響を及ぼすのかという点について触れ、皆さんとディスカッション出来れば良いと思っています。(東俊介 記)

【発表者プロフィール】 東 俊介/Shunsuke AZUMA

Shunsuke Azuma

 

1983年生まれ。神奈川県逗子市出身。7歳からピアノ、17歳から作曲を始める。2003年に東京音楽大学作曲科へ入学し、 在学中に学内外のさまざまなコンサートで作品を発表する。同大学卒業後に渡独、ケルン音楽大学の大学院課程、カールスルーエ音楽大学ゾリステンクラッセ課程(州立演奏家資格)を共に最優秀の成績で修了。2015年末に帰国し、活動の拠点を日本に移す。アハトブリュッケン音楽祭やヴィッテン現代室内音楽祭など様々な音楽祭で曲が演奏され、これまでICC国際作曲コンクール<Piano2006>第二位、第11回東京国際室内楽作曲コンクール入選、第84回日本音楽コンクール作曲部門第一位、合わせて三善賞、明治安田賞受賞。これまでに作曲を遠藤雅夫、池辺晋一郎、マルクス・ヘヒトレ、ヴォルフガング・リームの各氏に師事。


◎以下のblogからも同様の記事がご覧いただけます。

◎この発表に関する前の投稿記事はこちら↓
http://buncademy.co.jp/wordpress/?p=2054

http://buncademy.co.jp/wordpress/?p=2083

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【ご案内】『作曲家 渡辺裕紀子 講演会』(8/21)の概要

8月21日に開催を控えている『作曲家 渡辺裕紀子 講演会』について、講師の渡辺氏から概要をいただきましたので、お知らせ致します。今回の講演会では、渡辺氏の自作についてのお話と共に、ドイツやオーストリアの現代音楽の事情や傾向など、彼女の長年に渡るヨーロッパ在住経験から生み出された、大変貴重で有益なお話がお伺いできると思います。

【講座概要】

日本からヨーロッパに拠点を移したことで見えてきたこと、音楽的に変化したことと変わらない部分について、時系列に沿って具体的に作品を提示しながらお話します。プレゼンテーションで予定しているのは以下の三作品です。
 
・Kontraktion (2011) *バイオリン、チェロ、ピアノ
・柔らかい月(2011-2014) *オペラ
・gefaltet…(2014) *オーケストラ
 
ヨーロッパと一括に言っても各国異なる歴史的、音楽的背景のもと、非常に独自な展開をしており、私の音楽観もそれぞれの国から少しずつ影響を受けて変化してきました。自作のお話に交えてそれぞれの国の現在の音楽シーンについても時間が許す限りお伝えしたいと思います。 (渡辺裕紀子 記)

 【日時】2016年8月21日(日)14:00開演
【会場】Buncademy
【受講料】一般1,500円/学生1,000円
 
【ご予約/お問合せ】    info@buncademy.co.jp
(*メッセージやコメント欄からもご予約可能です。)

【講師プロフィール】渡辺裕紀子/Yukiko Watanabe

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1983年長野県生まれ。桐朋学園大学修了後、2008年に渡墺。野村国際文化財団、ロームミュージックファンデーションより奨学金を受けグラーツ音楽大学に留学し、2012年最優秀の成績で修了。2014年よりケルン音楽大学コンツェルトエグザメン課程に在籍中。2013年文化庁新進芸術家海外研修員を経て、現在DAAD奨学生。2011年オーストリア国営放送が主催する若手作曲家コンクールにてÖ1 Talentebörse-Kompositionspreiseを受賞、同時に作品がUniversal Editionから出版。作曲を原田敬子、間宮芳生、ベアート・フラー、ヨハネス・シェルホルン各氏に師事。2016年第26回芥川作曲賞ノミネート。秋より、アンサンブル・モデルン・アカデミー(フランクフルト)にて一年間研修予定。

◎多くの方々のお越しを心よりお待ちしております。
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